1月26日（金）に公益財団法人母子衛生研究会が主催する「プレママわくわくセミナーハロー赤ちゃん！」という妊婦さん向けのイベントに出演させていただきました！

活動開始当初から「いつか妊婦さん向けのコンサートをやりたいね」と話していたので、今回、念願が叶いました。
しかも石黒は出産したばかり、わたし（谷岡）は妊娠8ヶ月だったので、参加者のみなさんと近い立場でステージを考えることができ本当に良い機会になりました。

会場には妊婦さんが約90名！新しい命を授かった女性たちが一堂に会した会場はなにか特別な空気が流れているようで…とても温かく感じられました。

目を輝かせながら全身で反応してくれる子ども向けのコンサートももちろん大好きなのですが、今回はひさしぶりの大人向けコンサート。
大人向けの絵本も2冊ほどチョイスし、石黒がずっと大切に弾いてきた名曲に合わせてプログラムを構成しました。
絵本選びから選曲まで「自分たちの表現」を突き詰めて考えることができた気がしています。

朗読、演奏している私たちにとっても「心地いい」と感じられる瞬間がたくさん詰まった45分間。
会場のみなさんもゆったりと耳を傾けてくださり、時折ハンカチで涙を拭きながら聴いてくださった方もいました。
「お腹の子を想う」温かさを共有することができ、とても印象的なステージになりました。

今回は、絵本朗読、演奏のほかにも、オススメのファーストブックの紹介や、今まさに赤ちゃん育児真っ最中である石黒のトークも挟みました。
絵本は「子どもの教育」や「言葉の獲得」のためだけのものではなく、親子の絆を深めてくれる素晴らしいツールであること、時に大人の心を癒し、励ましてくれる芸術であることもお伝えしました。
石黒は常に「音楽」が傍らにある育児について、ママになった穏やかな顔で話してくれました。

これからママになる90名の女性たち。赤ちゃんの誕生とともに「絵本」や「音楽」がより一層身近なものになり、新しい生活を美しく照らしてくれるように…と願っています。

この日最後は妊婦さん向けの写真を撮り続けている「スタジオネーブル」の写真と、池田伸さんの美しい詩、コヨセジュンジさんのイラストが印象的な「きみのいたばしょ」という絵本を朗読し、会を終えました。
石黒が出産し、私が妊娠したタイミングで共通の知人から贈られ、共に感激した絵本でした。

「きみは愛されたから、生きている」

絵本の真っすぐなメッセージが妊婦さんにも届いていますように。みなさんの赤ちゃんが無事に産まれますように。

私たちにとって、素晴らしいタイミングで出演できたイベントでした。聴きにきてくださったみなさん、本当にありがとうございました！！